かめ（と妹）

私の祖母は、２年前に亡くなった。
祖母はとても個性的な人で、自然をこよなく愛していた。
ちなみに今は、祖母の部屋をMy roomとして使用しているが、
今でも「おばあちゃんの部屋」と呼んでいる。
祖母の動物好きは、ムツゴロウさんレベルで、
実は私たち家族は、結構（いやかなり）苦しんだりもした。
今ではそれも良い思い出です。（が、「おばあちゃんの部屋」は今でもすてきな香りがする・・・）
そんなおばあちゃんが、惜しみなく愛を注いだ我が家のペットたちもだんだん少なくなってきている。

今日は、今でも元気に成長している、ペット１名を、紹介しよう。
彼（彼女？）の名は「かめ」。これは祖母が命名したらしい。
うちの「かめ」は、あまり大きくなって欲しくないという理由で狭い空間で生活してもらっている。
その「かめ」という名の亀が、昨夜事件を起こした。
自分で逆さまになってしまい苦しんでいるのである！！

ところで、医療関係者と福祉関係者と教職者で構成される我が家では、
「自主自律」の精神が重んじられている。
だから、そんな我が家の一員「かめ」にも勿論、
「自分で出来ることは自分でやる」ことが求められるのである。
そんなわけで、「かめ」は人間４人に見守られながら、
自分の能力を出し切って、その試練に立ち向かわなければならなかったのである。
以下はそんな「かめ」の涙ぐましい努力シーンの映像である

↓仰向けになり、苦しんでいる（ように見えた。ちなみに途中で息があがり、休憩していた）

↓頭としっぽと手（？）足と、普段いつも自分が利用している水槽内の石を使い、横向きに！

↓やった～～～！（ちなみにこの時人間の歓声があがった）

医療従事者と福祉従事者と教職者である人間たちは、
彼（彼女？）の努力をねぎらうことも忘れない。
翌日「かめ」は、水泳、日光浴、洗体、カウンセリングというサービスを受けることができた

↓カウンセリングをうける「かめ」