たまには普通の日記なんぞ・・・・

4月1日だし、たまには普通に日記でも書いてみようかと・・

私には、4月1日は、必ず思い出す、ある人がいます・・・
と書くと、いかにも、特別な想いを寄せていた人？って思われるかもですが、
勿論、違います　＾＾；



以前、私が一番長く勤めたその職場で、彼（以後「T」）とは同期入社。
その年の、同期入社で、私と同じ歳だったのは、「T」を含めて3人だった。
（そう、3人とも、中途採用）
最初に配属になったチームも同じで、一番大変な時期を一緒に過ごした。
本当に、一緒に、血も汗も涙も、流したよね　＾＾；

まぁ、一般的には「大変」と呼ばれる職場で、
心身ともにかなりの負担を強いられる職場ではあった。
（私は、それも楽しかったんだけど・・・・・）

そして、4月というのは、色んな意味で大変な時期である。
季節の変わり目は、色々と事件も起きることも多い。

そもそも「大変」な職場、「大変」な仕事、
そして、季節の変わり目の混乱で、
ともすると暗～くなりがちな、4月の職場である。

そんな職場に、4月1日の朝には、必ずあるFAXが届く。

「皆さんにお知らせです。
　このたび、ワタクシは、なんと宝くじに当選いたしました！
　つきましては・・・・・」

といった、いかにも、「今日は、エイプリルフールですよん！」って感じの、FAX。

いつもそれほど凝っているわけでも、面白いわけでも、勿論誰かが、まんまとだまされる訳でもないのだが、私はこのFAXが好きだった。
緊張の多い職場、ともすると重苦しい空気に覆われる職場に、
バカバカしい笑いをさそってくれるこのFAXがなんとも心地よかった。
そして、こういうことをしてくれる人がいる間は、この職場も大丈夫かなって思えたりしてた。

このFAXを毎年送っていたのが、私の同士「T」。
Tはなかなか個性的なキャラクターで、まぁ、愛を込めた変人扱いをされたりもしてたかな。（苦笑）
私はTが同期、同年齢、同チームってことで、親しかったが、
それ以上にTには何か同じ臭いを感じていた・・・
その理由の一つは・・・・なんと彼も、AB型　＾＾；
ま、その他にも色々と共通点があったりもして。。。

そんな彼が、この職場を去る年度の4月1日。
彼は同じように、FAXをしてきた。
「修行の旅に出る・・」って。

この年のFAXには、素直に笑えなかったなぁ。
もうこのFAXも来なくなるのかなぁ・・・って思ったりして、複雑だったし。

彼は修行の後（笑）、別の場所で同じような仕事をしている。
今日は、彼の現在の職場に、バカバカしいFAXが送信されてるのかな～なんて思ってみたり・・・。



エイプリルフールに笑いを提供してくれていた、もう一人の思い出の人は、
長年同居していた私の祖母。
祖母は、天国に行くまで、少女のような人で、
そして、とってもユニークな人だった。

そんな祖母は、多分毎年、4月1日に何のネタで家族をだますか、しっかり計画していたと見える。

ある4月1日の朝、私が2階の自室で身支度をしていると、
1階のリビングから、母の大きな声、が聞こえ、
その後、母と祖母の、ものすごい笑い声が・・・・

何事かと、1階へ下りてみると、母も祖母も、とにかく笑いまくっている。

その朝の祖母と母のやりとりは・・・・
祖母：「Kちゃん、Kちゃん！（母の名）　今日は、○○ストアで牛乳が118円だって！！」
母：「えっ～！！！ホントですか！！！それは安い！安い！！！すぐ買いに行かないと！行ってきます！！」

だったそうで。。。。
我が家に牛乳って必需品。（祖母は飲まなかったけど）
で、まんまとだまされた、母。

母は、とにかく大笑い。

今でも、この話を思い出すと、家族で笑ってしまうのです。。。



世の中、大変なことや、辛いことや、うまくいかないことや・・・
マイナスのことをあげたらきりがないけど、
そんな中でも、「ユーモア」っていいなって思う。


さりげなく、ふわっと、悪のない、上質の笑いを提供してくれる人って、いいな、って思う。

どちらかというと、周りに緊張を強いて、
気がつくと周りを険悪にしちゃうななみも、
そういう人たちに学ばなくっちゃね・・・・・



とか書いているうちに、4月2日なってしまいました　＾＾；

コメント 2

ユーモアって、タッキー君のようにセンスの無いものにとっては
とっても難しいものです　(^_^;)
最近、KYなどと言う言葉が言われていますが
タイミングを逸すると冗談が冗談でなくなってしまい
受け狙いのはづが、とんでもない事になったりして　(-_-;)
でも、そういう冗談が言い合える職場の雰囲気って良いですよね
コミニュケーションも良くとれていて
きっと仕事もスムーズに出来ている職場だという証拠ですよね　(*^_^*)
タッキー君の職場には、普通にしている仕事自体が
まるで、ユーモアみたいに、チョッと間が抜けてる人が居て
いつも、笑いを振りまいています
某テレビ局の看護婦さんのドラマの様にですが
それはそれで、楽しいものですよ

　

by タッキー君 (2008-04-02 21:29) 

>タッキー君さん
ナイス＆コメント、ありがとうございます～！
和気藹々、冗談も言いつつ、きっちり仕事ができる職場が理想ですが、現実は、なかなかそうも行かないですよね～＾＾；

タッキー君さんのブログからはいつも、Happyを分けていただいています！私にとってはすごく上質のユーモアもいっぱいだし！

周りに笑顔を提供できる人、ってホント、ステキですよね・・・。
基本的に私は厳しいタイプなので、やっぱり、気をつけなきゃなぁ・・・
by ななみ (2008-04-02 23:48)